チャレンジ新潟紹介記事

新潟県が主催(運営事務局:株式会社Publink)する、新潟県内の市町村が抱える課題を、多様な企業とのオープンイノベーションによって解決する取り組み「地域と企業をつなぎ、共創するチャレンジ新潟(以下「チャレンジ新潟」)」。

チャレンジ新潟は2023年度が初の取り組みとなるが、87社から287提案、市町村と企業のマッチング168と、初年度から大きな反響を呼んでいる。

2024年3月5日に開催された『チャレンジ新潟 2023 DEMODAY』の様子をレポートしていきます。

地域と企業をつなぎ、共創する『チャレンジ新潟』とは?

『チャレンジ新潟』は、新潟県が主催するオープンイノベーションプログラムである。

本プログラムは、「地域の課題・資源」と「企業の技術・ソリューション・アイディア」が結びつき、魅力あるビジネス創出と地域共創を推進しながら、最終的には企業立地にまで繋げることを目的としている。

具体的な事業スキームは次の図の通りである。新潟県と受託事業者である株式会社Publinikが協力しながら、市町村の課題の磨き上げを行った後、マッチング支援や、事業推進・プロジェクト化の支援を行っている。

チャレンジ新潟は、官民共創における「そもそも官民共創のきっかけがない」「テーマにあった熱意のある自治体職員に出会えない」「マッチングしてもビジネスとしてなかなか成立しない」というような課題を解決するために生まれたプロジェクトである。

これらの課題を解決し、官民共創を推進していくために、チャレンジ新潟は下記の点にこだわりながら事業を行っている。

地域と企業をつなぎ、共創する『チャレンジ新潟』の成果

チャレンジ新潟の成果は下記の通りである。87者の企業から、287の提案があり、市町村と企業の168のマッチングを創出することができた。

また、様々な企業から提案があり、県内外の企業や、大企業からの応募も集めている。

チャレンジ新潟 2023 DEMODDAYの様子

チャレンジ新潟  2023 DEMODAYで発表された各プロジェクトについて、発表内容を詳細なレポートにしているので、ぜひご覧頂きたい。

自治体と事業者の熱量、それぞれのストーリーから、”要点を知っただけ”では感じられない、官民共創の重要なコンテキストが見えてくると思う。