【新潟酒販株式会社】地域の特産品ル・レクチェを活用した商品開発による地域貢献|チャレンジ新潟2023 DEMODAY

※本記事は、原則全文書き起こしとなりますが、イベントや話者の意図が一層伝わるように、一部(事務連絡、言い淀み、繰り返しなど)編集を加えております。 ※記事内の肩書などは、イベント当時のものとなります。

新潟酒販株式会社 青木 氏(以下、新潟酒販 青木):新潟酒販株式会社 マーケティング部の青木と申します。よろしくお願いいたします。今回、加茂市さんとの課題、西洋梨ル・レクチェという貴重な地域資源の活用に対して、弊社として商品開発による地域貢献というご提案をさせていただきましたので、ご報告をさせていただきます。

弊社について簡単なご説明をさせていただきます。主な業務内容としては、酒類をメインとした卸売業を営んでおりまして、県内7ヶ所の物流拠点より、主に県内の小売店との取引をさせていただき、飲食店への配送業務も受託しております。

飲食店への酒類配送業務以外にも、食品業界の企業様との共配にも取り組んでおり、2024年から始まる物流問題にも取り組んでおります。今回のチャレンジ新潟では多くの取り組みがご提案されているとお聞きしております。もし取り組みを進める上で、物流関連で課題がございましたら、お声掛けいただければありがたいと思います。

弊社は2021年からの5ヶ年の長期経営計画の重要テーマとして、「共創圏」を掲げております。多岐にわたる共創パートナーの企業様と地域の課題解決に取り組んでおり、今回のチャレンジ新潟への参加も活動の一環となっております。

新潟酒販 青木:次に、今回ご提案した内容をご説明させていただきます。テーマでもある、商品開発による地域貢献の内容としては、加茂市産のル・レクチェの商品化による新たな価値創造を、商品を扱っていただくパートナーさんとともに描いていくイメージとなります。加茂市産のル・レクチェをシロップとして商品化、販売はもちろん、商品を活用したレシピ提案をし、ドリンクやフードにもこのシロップを活用していただくことで、料飲店さんにも、地元のル・レクチェメニューで地産地消をアピールできます。

さらにパン屋さんやケーキ屋さんなどでも、加茂市産のシロップを活用した商品開発をしていただくことで、生産者から小売店の皆さんまでが、地産地消による地域活性化、地域貢献に関わることができるものと考えております。

新潟酒販 青木:企画の進捗状況としては、現在試作品を作成中。完成後、各種検証を行い、商品化に向けてプロジェクトを進めてまいります。

現在は加茂市さん、農家さん、加工メーカーさんとの関わりですが、今後は商品を活用した取り組みへと発展させるため、酒販店、料飲店、ケーキ屋さん、パン屋さん、お菓子屋さん、その他学生さんにもお声がけさせていただき、まずは加茂市の共創パートナーの皆さんと共に、ル・レクチェの魅力を発信いたします。

新潟酒販 青木:弊社の取り組みは、地域が抱える課題解決が大きなテーマとなっておりますが、一社では限界があります。特に人口減に伴う地域の課題解決は喫緊の課題であり、そのためには大きく三つの柱があると考えます。

1つ目は、県外・海外にもっと売る。2つ目は、県外・海外から人を呼ぶ。そして3つ目は、地域の共創パートナーさんと共に、生産性の向上や新たな価値創造に取り組むことだと考えております。

本日ご参加の皆さんと共に、新潟の新たな価値創造に引き続き取り組んでまいりますので、よろしくお願いいたします。

Publink 栫井:新潟酒販様、ありがとうございます。では続きまして、0円都市開発合同会社様、よろしくお願いいたします。