【Horizon Head & company】DXのチカラで、地域企業の事業継続と成長を。地域密着&官民連携で創る対話型DX推進プラットフォーム、『NIXT』|チャレンジ新潟2023 DEMODAY

※本記事は、原則全文書き起こしとなりますが、イベントや話者の意図が一層伝わるように、一部(事務連絡、言い淀み、繰り返しなど)編集を加えております。 ※記事内の肩書などは、イベント当時のものとなります。

Horizon Head & company 株式会社 澤村 氏(以下、Horizon Head & company 澤村):Horizon Head & companyの澤村と申します。よろしくお願いいたします。チャレンジ新潟に関してのご報告をさせていただければと思います。

新潟の企業であるKUNOさん。こちら「J-Startup NIIGATA」ならびに新潟県の企業誘致アンバサダーを務められている会社でございますが、KUNOさんと弊社が一緒に、地域密着型、中小企業DX地域創生という形で、昨年業務提携させていただきました。

Horizon Head & company 澤村:今回KUNOさんとのアイデアで、「NIXT」という仕組みをご提案させていただきました。

「まち、ひと、しごと」の課題を、ITで変える。ということで、新潟のおよそ70,000ある企業の皆様の、足元の業務課題からいわゆる戦略的なところまで、ITの力を携えて、次の事業ステージに移っていただくというところをメッセージに込め、「NIXT」という名前を付けさせていただきました。

Horizon Head & company 澤村:NIXTのコンセプト並びに中身についてご紹介させていただきます。今投影しているページですが、新潟県の企業様の分布とご状況をサマリーさせていただきました。

新潟においては、非常に多くの規模の企業様がいらっしゃいますけども、新潟全体で見ますと、個人事業主の方を含めておよそ70,000という方々が事業活動をされています。

先ほどHajimari様の資料にもございましたが、NINNOをはじめとした、イノベーションを生む企業を創出するコミュニティ、こちらが先行した事例としてございました。ただ一方でやはりイノベーションというよりは、まだまだこれからの足元のデジタル化に悩む企業様もいらっしゃるという実情を、新潟県の各自治体の方々とお話をして、キャッチアップすることができました。なので、今進めているNINNOをはじめとした良い取り組みは継続していただくとして、この赤色の三角形でお示した、イノベーションというよりは、足元の経営課題、業務課題、そのデジタル化に悩む層「0→1」というよりは、「今+1」を積み上げていく。こういったところを目的にした活動を、NIXTとして設計してまいりました。

Horizon Head & company 澤村:デジタル化層(DX)製造業をはじめとした中小の皆様の、既存事業の継続もしくは人材不足、人材確保難の中でも生産性を向上させるというところを、ITでやっていく活動を、プラットフォームとして回していけないかということで、NIXTをご提示させていただきました。

このNIXTに関しましては、KUNOさん並びに弊社だけで運営するというよりは、新潟県庁様、各市役所の方々、地場の商工会議所、地方銀行、地方機構、地場の企業様と連携を取りながらやっていく活動ということで、中身を考えてまいりました。

このNIXTによって「今+1」デジタル化が積み重なっていけば、もちろん「0から1」新規事業を作るということに関して、進化をより遂げていただくというような、既存のNINNOさんを始めとした活動とのつながりを作っていければなと考えております。

Horizon Head & company 澤村:活動の中身について、ポイントだけご紹介しますと、基本的には毎年度レベルアップをしていくという形で組んでおりますけども、経営者の皆様を集め、何に対してDXを進めていくかという認識合わせから始まり、グループDXコンサルティングとありますけども、具体的には経営課題の掘り下げとその解決につながるITソリューション、具体的なIT商材のマッチングの導入を、一気通貫で支援していけるようなものを、各自治体の方々と組み上げていければと考えておりました。

もちろん各自治体の方々が今持っている仕組みや活動があると思いますので、パーツパーツでそことも連携をしながら進めていくという形で組み上げております。

Horizon Head & company 澤村:実際には、例えば製造業の皆様で言えば、新しいものを企画する、もしくは工場DXなどと、いろいろございますけども、そちらに関してITを用いていくというところでございます。こういった中身についてチャレンジ新潟でご提案させていただきました。

Publink 栫井:ありがとうございます。続きましてキヤノンイメージングシステムズ様、よろしくお願いいたします。