【宮田村】村のアセットを最大限活かした、まちなかの賑わい創出|チャレンジナガノ2.0 2025 DEMODAY #8

長野県が主催(運営事務局:株式会社Publink)する、長野県内の市町村が抱える課題を、多様な企業とのオープンイノベーションによって解決する取り組み「チャレンジナガノ2.0」。

R3〜R7の5年間累計で779件の応募があり、353件のマッチングが成立しました。そして、地場産品のマーケティングや公共交通、六次産業化など、すでにプロジェクト化実績が出ているとともに、様々な分野で多くのプロジェクトが事業化に向けて進んでいます。
2026年3月11日に開催された『チャレンジナガノ2.0 2025 DEMODAY』の様子をレポートしていきます。

※本記事は、原則全文書き起こしとなりますが、イベントや話者の意図が一層伝わるように、一部(事務連絡、言い淀み、繰り返しなど)編集を加えております。
※記事内の肩書などは、イベント当時のものとなります。

宮田村:村のアセットを最大限活かした、まちなかの賑わい創出

宮田村 保科氏(以下、宮田村 保科):
宮田村役場の保科と申します。どうぞよろしくお願いいたします。本日は、宮田村のこれまでの取組状況を報告させていただければと思います。

宮田村では、中央アルプスの観光資源や宿場町の歴史資源を活かしながら、まちなかの活性化をテーマに、民間事業者の皆様とのマッチングに取り組んでまいりました。

今回の事業では、宿泊観光、まちづくりの分野の事業者の4者様と繋がることができ、古民家の活用など具体的な可能性が見えてきたところです。

宮田村 保科:
まず、宮田村の概要の説明させていただきます。宮田村は人口約8,800人、高齢化率は30%で、県内でも比較的若い世代が多く、活力のある地域となっております。

また、「住みたい田舎ベストランキング」では部1位となるなど、移住先としても注目をいただいておりまして、毎年約60人の方が移住してきています。

中央自動車道のインターチェンジまで約10分であり、高速バス利用時の東京、名古屋、大阪までのアクセスが良く、生活圏半径が約2.5キロという非常にコンパクトで暮らしやすい村となっております。

宮田村 保科:
また、村内には約250の企業が立地しており、精密加工などの製造業が集積している場所でもあります。また、ウイスキーや地ビール、ワイン、豆腐などの特産品もあり、食の魅力もある地域となっております。

加えて、中央アルプスや南アルプスに囲まれた豊かな自然環境と、伊那街道の宿場町として栄えた宮田宿の歴史文化も魅力的な地域となっております。

宮田村 保科:
しかしながら、いくつかの課題があります。まず、まちなかに住民の皆さんや観光客の皆さんが気軽に立ち寄れるような交流拠点が不足していることです。また、村の中心部である宮田宿には歴史的な古民家が残っているものの、活用が進まない状況もあります。

さらには、中央アルプスには多くの登山客が訪れていますが、村内の宿泊施設が少ないため、観光客の方が通過してしまって、宿泊は周辺地域に流れてしまっている状況がございます。

宮田村 保科:
こういった課題を踏まえまして、今回の事業では、地域活性化や宿泊事業に強みを持つ民間事業者の皆様とのマッチングを行わせていただきました。

その結果、宿泊事業者の2社、観光まちづくりなどを専門とする事業者2社の4社の皆様とつながることができました。まちなかの拠点施設の整備や、先ほど出ておりました宮田宿の古民家を活用した宿泊施設の泊食分離の仕組みなど、さまざまな視点からの提案をいただいています。

宮田村 保科:
村としましても、民間事業者の皆様とこのような形で連携するのは初めての取り組みで、担当としては非常に不安がありました。しかし、専門的な知見やこれまでの事業経験を共有していただく中で、自治体だけでは難しい課題に対して多くのヒントをいただいたと思っております。

宮田村 保科:
今まではどうしていいか分からず、動けていなかった部分もありますが、宮田宿の中心には、地域の方が場所を説明する際の目印にもなっている大きな商家が残っております。現在、この建物の活用について相談をしているところでありますが、こうした地域資源の活用も視野に入れながら、さらに民間事業者の皆様と可能性を検討してまいりたいと考えております。

宮田村 保科:
今回の企業の皆様とは、今後の現地視察などを通じて、村の規模感とか地域資源を実際に見ていただきながら、引き続き事業化に向けて具体的な検討を進めてまいりたいと考えております。

宮田村 保科:
最後になりますが、今回のチャレンジナガノを通じて民間事業者の皆様とつながる機会をいただいたことは、宮田村にとっても大きな一歩となったと考えております。今後もさらに官民連携によって、この地域資源を生かしたまちづくりを進めてまいりたたいと考えております。引き続きご支援をいただければと思います。
以上で宮田村からの報告とさせていただきます。ご清聴ありがとうございました。

Publink 栫井:

ありがとうございました!
宮田村さんは、周辺の市町村に囲まれたすごくいい立地にあって、立派な大きな蔵がまだ活用されていなかったりと、ポテンシャルがとても高い地域です。
ぜひ、今後の動きにもご注目いただけたら嬉しいです!

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