辰野町:”会ってほしい”ヒト”がいっぱいいます!~ヒトの魅力が伝わるパッケージツアーを作りたい~|チャレンジナガノ2.0 2024 DEMODAY #6-9

長野県が主催(運営事務局:株式会社Publink)する、長野県内の市町村が抱える課題を、多様な企業とのオープンイノベーションによって解決する取り組み「チャレンジナガノ2.0」

R3〜R6の4年間累計で594件の応募があり、288件のマッチングが成立しました。そして、地場産品のマーケティングや公共交通、六次産業化など、すでにプロジェクト化実績が出ているとともに、様々な分野で多くのプロジェクトが事業化に向けて進んでいます。
2025年2月28日に開催された『チャレンジナガノ2.0 2024 DEMODAY』の様子をレポートしていきます。

※本記事は、原則全文書き起こしとなりますが、イベントや話者の意図が一層伝わるように、一部(事務連絡、言い淀み、繰り返しなど)編集を加えております。
※記事内の肩書などは、イベント当時のものとなります。

辰野町:”会ってほしい”ヒト”がいっぱいいます!~ヒトの魅力が伝わるパッケージツアーを作りたい~”

辰野町 地域おこし協力隊 廣田 氏(以下、辰野町 廣田)
辰野町の廣田と申します。今回辰野町を初めて聞く方もいらっしゃるかと思いますので、簡単に成り立ちをお話しさせて頂ければと思います。



辰野町 廣田:
町としてはアクセスは新宿から大体2.5時間ぐらいで、移住という面でも注目を浴びていたり、ホタルがたくさんいて人口が約2万人ほどの、コンパクトですごく自然豊かな町でございます。位置としては日本のど真ん中、日本のおへそにあるような町でございます。

辰野町 廣田:
特徴としては、空き家の活用に注力しておりまして、空き家バンクの成約率80%以上で、空き家のDIY実績が20軒以上ございます。例えばカフェやゲストハウス、古着屋など、他にもたくさんの店が生まれてるような町でございます。このように空き家だったり豊かな余白に魅力を感じた能動的な面白いプレイヤーがどんどん集まってきています。

辰野町 廣田:
我々のサポート体制としては、能動的なプレイヤーが、自分がやりたいことを自分事として取り組めるようなサポートを全力で行っております。


辰野町 廣田:
今回チャレンジナガノに募集させて頂いた内容としては、まず我々がサテライトオフィスの誘致事業を行っておりまして、それの前段階として、地元の旅行会社と協業してパッケージツアーの企画や運営を行っています。それに対して、認知の拡大や企画運営のサポートをして頂ける企業さんを募集させて頂きました。メインとしては、辰野町に集まる能動的で面白いプレイヤーの魅力を巡るツアーを軸に募集させて頂きました。



辰野町 廣田:
こちらがサテライトオフィスです。特徴としては、自分でオフィスを作っていくところが面白いポイントかなと思っております。


辰野町 廣田:
マッチング企業様との進捗についてですが、4社とマッチングし、お打ち合わせさせていただきました。


辰野町 廣田:
内2社が実際に辰野町にお越しいただきまして、1社目が合同会社HiTTISYO様、まずは辰野町の全体の雰囲気を見ていただくというところで、辰野町は大きく3つのエリアに分かれるので、それぞれ商店街エリア、里山エリア、宿場町エリアとご案内しました。また、日本無線株式会社様におかれましては、インドネシア向けのアプリ開発を目指していらっしゃいましたので、インドネシア向けサービスに必要なムスリム対応のところ、ビーガンのカフェやランチなどをメインにご案内しました。感想としましては、「ワクワクした」「街並みが素敵」「居心地が良くてポテンシャルが高い」といったご感想をいただきました。



辰野町 廣田:
今回は具体的なプロジェクトには進んでいないんですけれども、リソースを相談し合い、お互いの方向性の違いを認め合えるようなコミュニケーションが取れたのがとても良かったかなと思っております。

地域にも、人にも、企業にもそれぞれの色がございますので、マッチングすることも大切ですが、我々としてはミスマッチしないことが一番大切だと感じておりますので、今回は良い結果だったかなと思っております。

今回、チャレンジナガノさんにおいて、長野県庁さんやPublinkさんのサポートのもと、様々な企業様とお話でき、素敵なご縁に感謝しております。

今後とも、どこかでタイミングでご一緒できたらと思っておりますので、引き続きよろしくお願いいたします。ご清聴ありがとうございました。


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